会長挨拶
日本蘇生学会 第39回大会
会長 今泉 均
(東京医科大学麻酔科学分野・集中治療部 教授)
この度、日本蘇生学会 第39回大会を、「蘇生を科学する」をテーマに2020年11月21日(土曜日)・22日(日曜日)の2日間、東京医科大学病院 臨床講堂(新宿区)にて開催させていただきます。本学会では「第13回日本蘇生科学シンポジウム(13th J-ReSS)」も併設、開催させていただきます。
特別講演には札幌医科大学の本望 修教授に「脳脊髄損傷は蘇る:脳梗塞、脊髄損傷に対する再生医療(仮題)」、東京医科大学の内野博之教授に「低酸素脳障害誘発機構の解明(仮題)」、シンポジウムとして「ガイドライン2020を展望する」、「小児妊産婦蘇生」、「脳神経研究の最前線」、「全自動AEDの導入の是非」、「院内心停止を防ぐ:RRTの導入と有効性」、ホットトピックスであります「コビット時代の蘇生」、国立国際医療研究センター国際感染症センターの忽那賢志先生をお迎えして、「新型コロナウイルス感染症の病態と治療(仮題)」、ならびにシンポジウム「新型コロナウイルス感染症の集中治療」等を予定しております。また看護シンポジウム、看護セミナー、また今回より救急救命士部会設立シンポジウムを予定しております。
麻酔学・救急医学・集中治療学のスペシャリストから、看護師、救急救命士、学生まで職種を超えて集まっていただき、広い視野に立って“蘇生”を軸とし、臓器蘇生を含めた蘇生の現状を科学したいと思います。
現在、円滑、安全な大会運営を目指し、鋭意準備を進めているところでございます。演題の受付を7月1日から開始し8月20日までを予定しております。是非とも多くの演題をご登録をいただけるよう、心よりお待ちいたしております。
末筆ではございますが、皆さまのご健康と安全を心より祈念申し上げます。